こんな症状にもピルは効果があります。:使用例


低用量ピル使用の成功例!


以下のケースはピルの服用にメリットがあったケースレポートです。 すべての患者さんが上手くいくわけではありません。使用に際しては専門医の診断のもと使用するようにしてください。

このケースレポートはよく経験されるケースを分かりやすく再構成したお話です。実在の患者さんを特定できるようにはなっておりません。
また、医学的な内容に関しては東京都内YクリニックのK先生のご監修をいただいております。


生理痛(月経痛)が軽くなったケース

A子さんは生理が始まった小学校6年生以来、生理痛に悩まされていました.生理の時は市販の生理痛の薬では全く効果がなく、立っていられない状態で、学校も休まなくてはいけませんでした.高校生になって初めて産婦人科に行きましたが、何も病気などはないと診断され、生理痛なんか我慢しなさいと言われてしまいました.これから、試験や学校の行事など休む訳にはいかず、困っていました.

 

そんな彼女には、低用量ピルが効果的です.

避妊を目的にするわけではありません.低用量ピルによって生理痛のほとんどが解消できるのです.生理痛のために大切な受験勉強の時間を費やしていませんか?楽しみにしていた旅行や行事が生理痛のために台無しになっていませんか?ピルによって、生理が来る日が事前に決まります.その上、簡単に生理日の変更ができるのです.たとえ、生理日になったとしても生理痛がほとんどないのです.生理のために大切な時間を浪費している貴方には低用量ピルは素晴らしい解決方法なのです.


ニキビが消えた!

Bさんはニキビで悩む、25歳です.就職してからニキビが出るようになってしまいました。特に生理の前は頬からアゴにかけてニキビがひどくなるんです。化粧品を変えてみてもダメ、病院に行って抗生物質をもらうとマシになるのですが、止めるとまた出てきちゃいます。この春、結婚式が迫っています。どうか綺麗な肌でお嫁に行きたい!

 

そんな彼女にもピルが効果的です。

元々多くの国でニキビの治療にはピルが使用されてきました。特に生理の前のニキビに関しては効果的です。長年ニキビで『あばた』になってしまっている場合は、ピルを服用しながらピーリングをするのです。3-4ヶ月あれば、綺麗になりますよ。


生理の前のイライラがなくなった|PMS(月経前症候群)

Cさんは生理の前になると身体の調子が悪く、精神的にも不安定になるんです。生理の前はイライラして、周りの人には迷惑かけっぱなし、その時期の商談は上手くいったことがない。

生理の前の不安定さが安定します。

生理の前のホルモンのバランスが原因ですね。そのバランスを整える目的でピルを使用します。もともと生理の前のホルモンのバランスは正常なことが多いのですが、体質によりその時期のホルモンのバランスに対して反応してしまうのです。生理の前のホルモン状態を調整することで症状が緩和されるのです。


生理不順のコントロールにピルを使用したケース

Dさんは生理が始まって以来、とっても生理不順。全く生理がいつ来るのかわからない状態でした。婦人科で相談すると排卵が上手くできていないと言われて、排卵誘発剤を服用することに。体調がよければ誘発剤で排卵できて順調に生理になるのですが、体調が悪かったりすると生理が来ない。そんな状態。

 

排卵させる必要がないこともあるのです。


排卵はどうしても起きないといけないものではありません。実際には妊娠を望む時期のみ排卵すればよいのです。ただしホルモンのバランスは大切ですからホルモンの調節の必要はあります。簡単な方法としてピルの服用があります。無理に排卵させず、卵巣を休ませることで(数ヶ月服用後)服用を中止後は以前よりも排卵しやすくなる(卵巣の機能がよくなる)ことが多いのです。


子宮内膜症の治療としてピルを使用したケース

Eさんは子宮内膜症の治療として偽閉経療法(薬で排卵を止めて、閉経のような状態にする治療法)をしていました。この治療は半年間するものです。その間は生理がないのですが、半年が過ぎるとまた生理が戻ってきます。幾分生理痛は軽くなったのですが、まだかなり強いようです。

 

子宮内膜症治療の維持療法としてピルが使えます。

ピルは子宮内膜症の治療薬として海外では使われます。しかし、その効果は弱く、充分な治療効果は期待できません。悪化させず、少しだけよくなるという程度です。しかし、偽閉経療法のように更年期障害様の副作用はなく、半年間といった期限があるわけではありません。ですから、偽閉経療法の後に、ピルを使用することはメリットが多いと思いますよ。


貧血の改善にピルが効果的であったケース

Fさんは毎月生理の量が多くて、かなりの貧血になってしまいました。病院では子宮筋腫が原因と言われていますが、手術するほどの大きさではないとのことです。

ピルは生理の量を非常に減らします。

ピルによるホルモン環境は、生理の量を減らすことになります(子宮の内膜の増殖を抑えるのです)。貧血の改善には最適です。しかし、子宮筋腫の増大を抑えることはできませんので、充分に経過観察が必要です。

*子宮筋腫は閉経前の数年の間に急に大きくなることが多いようです。その原因はまだよくわかっていないのですが、閉経前のホルモンの状態がその増大に関係があるものと考えています。急に大きくなる時期にはお腹が張ったような感覚があるようです。しかし、ピルを服用している時にはその感覚がなくなったと多くの患者さんが言われます。実際、筋腫の増大の速度が低下するように思います。日本では子宮筋腫のある方はピルをのんではいけないということになっていますが、海外ではそんな規定はありません。むしろ、子宮筋腫が原因となる貧血の改善には非常に有効とされています。


帯下(おりもの)の増加にピルが効いたケース

おりものの増加が気になって婦人科に行ったG子さん。しかし、いろいろ検査しても、薬を飲んでも全く良くなりませんでした。

 

ホルモンのバランスでおりものが増えることもあるのです。

女性ホルモンの中でも卵胞ホルモンは分泌物を増加させる働きがあります。例えば、排卵のころおりものが増えることも同じ理由です。ピルはそのホルモン環境をコントロールしておりものを減少させることもあるのです。