月経のメカニズム、生理について知ろう!:月経|生理


女性は卵をもって生まれてきます. 女性は、生まれたときには約200万個もの卵子のもと(原始卵胞)をもっています。
少女が成長し初経を迎え、やがて思春期になると、その原始卵胞のいくつかが約2週間かかって、新しい生命を生み出すカをもつ卵子に発育するようになります.そして、卵巣からおなかの中に飛び出します。これを排卵と呼びます。
初経から閉経を迎えるまでの40年くらいの間、1ヵ月に1個ずつ、200万個の原始卵胞のうち、300~400個が卵子として排卵されます.
女性の性周期はいくつかのホルモンによって調節されています.個人差はありますが、1周期は通常25~38日です.この周期は排卵の起こる時期によって長短がつくられています.

基礎体温のすすめ 基礎体温を測ることで自分のからだの変化を知ることができることをご存知ですか?基礎体温は排卵を境に低温と高温がつくられ、月経前後には再び低温に戻ります.一度、基礎体温をつけてみることをお勧めします.
女性のからだのリズムをコントロールするいろいろなホルモン 脳脳にある視床下部下垂体
視床下部から分泌される「ゴナドトロピン放出ホルモン=GnRH
の刺激を受けて、
下垂体から「卵胞刺激ホルモン(FSH)」と
「黄体化ホルモン(LH)」という2つのホルモン(下垂体ホルモン)を分泌します。

視床下部-下垂体-卵巣-子宮
視床下部
 ya_blue.gif
ya_blue_m.gif
ゴナドトロピン
放出ホルモン
(GnRH)
下垂体
ya_blue_m.gif
卵胞刺激
ホルモン
(FSH)
ya_blue_m.gif
ya_blue_m.gif
黄体化
ホルモン
(LH)
卵巣
卵胞
ホルモン
(エストロゲン)
ya_blue_m.gif
ya_blue_m.gif
黄体
ホルモン
(プロゲステロン)
子宮


卵巣と子宮で起こること 骨盤・子宮。卵巣

卵胞刺激ホルモン(FSH)」によって卵子のもと(卵胞)が発育し、成長した卵胞から「卵胞ホルモン(エストロゲン)」が分泌されます.
ある程度の卵胞ホルモンが分泌されると 「黄体化ホルモン(LH)」が放出されて,その作用で排卵が起こります.
 排卵によって黄体が形成され、「黄体ホルモン(プロゲステロン)」と「卵胞ホルモン(エストロゲン)」の二種類のホルモンが分泌されるようになります.

* 「黄体ホルモン(プロゲステロン)」の影響によって体温は高温期を示します.


子宮のリズム 子宮のリズム「卵胞ホルモン(エストロゲン)」は子宮に働いて、子宮の内側の壁(内膜)を厚くしていきます(増殖期)。卵子が成熟し、月に一度の排卵が起こるのと並行して、子宮内膜が厚くなっていくのです。
排卵の後、「黄体ホルモン(プロゲステロン)」の働きも加わり、厚くなった子宮内膜はぷわふわな状態になり、受精した卵子が着床しやすくなります(分泌期)。
妊娠しなければ卵巣ホルモンが減少し、卵巣ホルモンがつくっていた子宮内膜ははがれ落ち、月経になります。


 


月経になると 月経になると、視床下部は「卵巣ホルモンが少なくなった」状態を感知し、再びゴナドトロピン放出ホルモンを分泌しはじめます。
こうして、卵巣には卵子の発育と排卵のリズムが、子宮には内膜の形成と月経のリズムがくり返されていくのです。

排卵された卵子が精子と出会って受精卵となり、厚くふわふわになった子宮内膜に着床して新しい生命が誕生したときには、月経は起こりません。

基礎体温 基礎体温基礎体温とは、十分に安静を保ったあとに測った体温のことです。女性の体には、いろいろな変化が周期的に繰リ返されています。月経はその代表的なもののひとつです。女性の体温もその周期に添って一定の変化を繰リ返しているのです。